弱虫ペダル

こんにちは。南山形です_(._.)_

今回は「弱虫ペダル」です。二年生編のインターハイが終わったところまで。

個人的な評価は、5点満点の4.5点です。

 

弱虫ペダルは、週刊少年チャンピオンにて2008年から連載されている、自転車競技をテーマにしている少年漫画です。ジャンルは、自転車競技ロードバイクで走るやつ)のスポコンでしょうか。以下あらすじ。

千葉県立総北高等学校の新入生・小野田坂道アニメゲーム漫画秋葉原を愛するオタク少年。高校こそは友達を作るためアニメ・漫画研究部に入ろうとするが、部員数減少のため活動休止中であると知る。

そんなとき坂道は、同級生の今泉俊輔から自転車レースを挑まれる。2人との出会いで今までに経験したことのなかった“自転車で速く走る楽しみ”を見出した坂道は、アニ研部の部員集めを諦め、自転車競技部に入部する。小学生のときから自転車で秋葉原に通い続けていた坂道は、知らず知らずのうちに上り坂に強いクライマーとしての基礎能力が鍛えられており、才能を開花させていく。(Wikipedia より)

Theスポコン!自転車競技というマイナーなスポーツがテーマですが、その中身は王道そのものです。イケメンでもなければ運動神経が良いわけでもない主人公・小野田坂道が成長していくところが非常にスポコンらしく熱い物語です。かなり個性的なキャラが多いので、そこに魅力を感じられれば好きになること間違いなしです。根性やプレッシャーなど概念的な説明が少し多いですので、しっかりとした理屈を求める人は好きになりにくいかもしれません。

 

<以下、感想ネタバレあり>

個人的に好みの作品で、私がロードバイクを始めたきっかけの作品です。食戟のソーマで料理をしてみたり、私はかなり感化されやすいらしいです(笑)。この作品、どうしてこんなにシンプルなのに面白いのか不思議です。

いつもの如く良かった点と気になった点から。

①キャラ達、特に小野田坂道くんの成長がおもしろい。アニメが好きでオタクな小野田くん。運動神経が高いわけでもないなど親近感が湧くキャラになっています。そんな小野田君がロードバイクを初めて、友達や先輩、ときにはライバルの助けを借りて、その才能を開花させていくストーリーには胸を熱くさせられました、しかもその成長が、技術的な面だけでなくメンタル面でも見ることが出来て、見ている私は「立派になったな」と嬉しくなりました。

②わかりやすく王道なストーリー。スポコンの王道をゆく作品で、努力・友情や競技を楽しむことの大切さを伝えてくれます。また、ストーリーのシンプルさが、ロードバイクを知らない人でも楽しめる要素となり、作品に爽快感を与えてくれています。

③ライバルキャラも含めて皆があとあと好きなる。チームメイトはもちろん、他のライバルキャラ達も、過去や因縁などの掘り下げが、これでもかとされていて魅力的に描かれています。また彼らは、それぞれが独自に編み出した走りのスタイルを持っていて、そこも魅力になっています。そのせいで、最終的には嫌いなキャラがほとんどいないほどで、皆好きになっていました。特に、御堂筋くん。初めと今の印象が最も違うキャラです。ある意味、一番ロードバイクに懸ける思いは強いので、3年生編では報われてほしいと思います(優勝はできないでしょうけど)。理想は、チームメイトと協力するシーンが観たい!!彼の過去を知ってしまうと、「ボクは母親が死んだくらいでペダルを緩めたりせんよ」という言葉の重みを知れて、、泣けてくる(´Д`)。

そして、そんな魅力的なキャラ達が、レースの途中でどんどん脱落していくところとか、感動します。ロードバイクレースは残酷なんですね。

 

次に気になったところ。今回もそんなにないです。

強いて言うなら、一年生編と二年生編のインターハイの展開がかなり似ていたことと、ライバル校が少ないことです。前者に関しては、大まかな展開は一緒ですが、キャラも変わっていてそんなに気にはなっていません。しかし、後者のライバル校が少ないのはちょっと気になります。総北・箱学・京伏の3強状態で、その他があまりにモブすぎるように感じます。逆によくこの3チームで、ここまで面白くできるなーと思います。3年生編では、もう少し他のチームも頑張ってほしいですね。

あと書いている途中で思ったのですが、ラブコメ要素が少しくらいあってもいいのになーって思います。今はまったくないですからね。

 

私が好きなキャラは小野田坂道・東堂尽八・鳴子章吉です。好きなシーンは、インターハイ1日目の山岳賞争い・巻島VS東堂のシーンです。

皆さんが好きなキャラやシーンはありますでしょうか?もしよろしければ教えていただきたいです。(語り合いたい)

 

読んでいただきありがとうございました。