氷菓

こんにちは。南山形です_(._.)_

今回は「氷菓」です。

個人的な評価としては、5点中の5点です。(作品に満足できれば、だいたい満点)

 

氷菓は、1期話数22話の作品です。原作は、2001年に刊行された米沢穂信の推理小説です。ジャンルは、学園ミステリーでしょうか。制作が京アニということで良作はほぼ間違いなし。

省エネを信条とする高校一年生、折木奉太郎は、ひょんなことから廃部寸前のクラブ「古典部」に入部することに。「古典部」で出会った好奇心旺盛なヒロイン、千反田える、中学からの腐れ縁、伊原摩耶花福部里志。 彼ら4人が神山高校を舞台に、数々の事件を推理していく青春学園ミステリ。「わたし、気になります!」 奉太郎の安穏とした灰色の高校生活が、この一言で一変してしまった!!

(「Filmarks アニメ」さんより引用)

主人公たちが出会うミステリは、シリアスなものからライトなものまで、小説原作ということで、謎のクオリティも高いと思います。ヒロインも非常に可愛いです。コナンなどが好きな人には特におすすめです。ぜひ観てみてください。

 

<以降、感想ネタバレあり>

氷菓」は、京アニが制作で安心感がありました。特に映像や音楽、カメラワークといった演出も、すべて良かったです(もはや触れるところがない)。

ということでストーリーやキャラについて。ストーリー・特に謎解きの部分は非常に面白かったです。特に印象に残っているのは、映像部の試写会の話です。ミステリのシナリオを作った生徒が不明のなか、映像から犯人を推測する話でした。この回では、私も折木くんと同じ叙述トリック(カメラマンも登場人物)に気が付き、カメラマンが犯人だと推測していました。折木くんも同じ推理で、やった正解だと思った覚えがあります。しかし、実際はそれも間違っていたわけで、原作者さんにしてやられた感がありました(笑)。ただ、後半部分は詰め込み感があったかなと思いました。1話1話の展開が速かったですし、バレンタインのチョコ失踪事件はあまり納得できない展開でした。福部里志くんの動機とかよくわからなかったし。可愛い彼女からのチョコを無駄にするなんて許せない。この回だけは好きになれない。

キャラについてですが、これまた良かったです。折木奉太郎くんの省エネ思考に最初は好感持てませんでしたが、千反田さんに振り回されて影響を受けていくにつれて、その思考も薄れて、若者らしい悩みがあったり成長を感じれたときは、微笑ましくなっちゃいました。そして、千反田えるさんの可愛さは半端なかった。色々優秀なのに天然で、「わたし気になります」は顔近ーいし可愛いって思ってました。ただ福部里志くんに関しては、バレンタインの件もあって少し好感度がダウンしています。うんちくとかはよかったですが。

 

このように、全体的に高評価な作品です。ただ、バレンタインのところもですが、キャラにどこか学生らしくないところがあって、気になる人は気になるかも。原作を買う予定は今のところありませんが、アニメの続編は出てほしいと思っています。

一番好きなキャラは、千反田えるです。好きなシーンは、文化祭での調理バトルのシーンです。

皆さんが好きなキャラやシーンはありますでしょうか?もしよろしければ教えていただきたいです。(語り合いたい)

読んでいただきありがとうございました。