やはり俺の青春ラブコメは間違っている

こんにちは。南山形です_(._.)_

今回は「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」、略して「俺ガイル」です。

個人的な評価は、5点満点の4.5点です。

 

「俺ガイル」は、3期まで放送されており、一応完結しています。原作は、ガガガ文庫より2011年から2021年にかけて全18巻が刊行されていました。ジャンルは、タイトル通り青春ラブコメです。

「青春とは嘘であり、悪である」
──こう書いた作文をきっかけに、「奉仕部」に入部させられた比企谷八幡

奉仕部では、息を呑むほどの美少女・雪ノ下雪乃、クラスの上位カーストに属するギャル・由比ヶ浜結衣に出会い、ラブコメに展開──するはずが、八幡の残念な性格がそれを許さない!

八幡の高校生活、いったいどうなる!?

(TBS:やはり俺の青春ラブコメは間違っている)

設定からは、よくあるラブコメに思われるかもしれません。しかし、若者ならではの不安や葛藤が描かれていて、その心理描写も丁寧な作品です。もちろんラブコメとしてのクオリティーも高く、可愛いヒロインたちにときめく場面もたくさんありました。ぜひ観てみてください。ただ中学生とかが観たら比企谷八幡に影響されて捻くれるかも(笑)。

 

<以下、感想ネタバレあり>

私がこの作品を観て抱いた印象は、「非常に難解なラブコメ」です。比企谷八幡をはじめ色々なキャラが彼らなりの不安や葛藤を持っていて、それが奥が深いというか、本質的というか、説明が難しいんですけど胸に突き刺さるような内容でした。大人ぶっている感じが妙にリアルというか。4.5点の理由は、心理描写が上手すぎて、高校生がこんな事考えるかな、って視聴しているときに思ってしまったからです。こんなことにいちいち突っ込んでいたら、他のアニメだって年不相応な言動や思考ばっかりじゃんと思われそうですが、この作品は、その思考の部分があまりにリアルで本質過ぎて、逆に気になってしまったのかなと思うんです。

気になった点は、上記の部分だけでした。それも良すぎて逆に気になってしまった感じなので、実質欠点のない神アニメです。あと強いて強いて強いて言うなら、ラブコメの宿命なのですが、負けヒロインが出てしまうことです。これはラブコメを観るたびに悲しくなりますね。

他の良かった点を挙げていきたいと思います。

①主人公の比企谷八幡がいい。彼のボッチで「青春嫌い」なところなど、親近感がありある意味魅力的に感じました。そんな彼が自己犠牲を厭わず人助けをする姿は、たしかに主人公たるって感じで好感を持てました。彼の捻くれた性格から生まれる数々の名言も良かったです。

②ヒロインたちが可愛い。ラブコメで重要な部分ですね。比企谷八幡は、校内でも人気があるわけでもなく、いわゆる陰の存在でしたが、ヒロインたちの多くは、カースト上位であったり周りからの評価が優秀であったり、王道なヒロインたちでした。そんな彼女たちが見せる苦悩・弱みが、さらに魅力を引き立たせてくれていました。もう皆、ヒッキーと結ばれてほしい!!幸せになってくれー!

③2期から作画が神に。1期の作画も味があってよかったですが、2期からアニメが変わったと思うくらい作画が良くなっていました。とくに2期からシリアスな部分が増えてきたので、見事に作画がマッチしていました。期を跨いで作画を大きく変えるのは、なかなか大胆ですよね。

 

他にも声優が豪華であったり、比企谷八幡のセリフ回しが面白いなど魅力は沢山去りました。本当に見事でした。原作だと心理描写の部分はより丁寧に描かれていて面白そうだなと思いました。買ってみようかな。

 

私が一番好きなキャラは由比ヶ浜結衣です。好きなシーンは、一色いろは「小町?誰ですか?お米?」のシーンです。

皆さんが好きなキャラやシーンはありますでしょうか?もしよろしければ教えていただきたいです。(語り合いたい)

 

読んでいただきありがとうございました。