鬼滅の刃

こんにちは。南山形です_(._.)_

今回のアニメは「鬼滅の刃」です。

個人的な評価としては、5点中の3.5点です。

 

一大ブームを起こしたこの作品。知名度で言えばトップクラスですね。「鬼滅の刃」は現時点(2023/03/30)で、2期まで放送されている作品で、ストーリーの一部は劇場版アニメとして放映されていました。原作は、『週刊少年ジャンプ 』にて2016年から2020年まで連載されていました(完結)。ジャンルは、鬼退治をテーマとしたダークファンタジー・バトルものでしょうか。日本の大正時代を舞台として、主人公の竈門炭治郎が鬼に変えられてしまった妹を人間に戻すために鬼たちと戦う姿を描く作品です。鬼退治という少しダークなテーマですが、内容はまさに少年ジャンプにふさわしい王道バトル漫画です。和風で美的な世界観、兄弟愛・親子愛・友情なども描かれていて、いい意味で万人受けされそうな作品ですので、多くの人におススメできそうです。ただ、鬼やゾンビが苦手な人、The・少年漫画みたいな内容が苦手な人は、もしかすると楽しめないかもしれません。

 

<以降、感想ネタバレあり>

私は「鬼滅の刃」の原作をほとんど読んでいないので、アニメだけの感想になります。

まずバトルシーンの作画がよかったです!例えば、水の呼吸の技の、水感がすごい!和風な水の感じが綺麗ですし、人や刀の動きがぬるぬる動くし、戦闘中のカメラワークの躍動感も凄かったです。1期でも十分映像が良かったのに、2期の遊郭編は、さらに見ごたえのあるもので脱帽です。

そして、ストーリーに関してです。ストーリーは良くも悪くも”王道バトル漫画”って感じでした。少年ジャンプのバトル漫画の良い要素を集めているような感じです。この設定はあの作品に似ているな...みたいに思うところも多少ありました。また、主人公の優しく真っ直ぐな性格でしたり、単純な修行フェーズ、呼吸という中二病心をくすぐるようなカッコいい剣技、など熱くなれるシーンもあれば、内容が若干薄く感じるところもありました。

個人的にダメだったのは、主人公の炭治郎をはじめ、キャラ達に感情移入があまりできなかったことです。炭治郎って、少しだけサイコパスな一面ありませんでしたか?「俺は間違ってない取り消さない。間違ってるのはお前だ」みたいなセリフとか。「逃げるな卑怯者!」とか。そりゃ逃げるよ、って観ていた瞬間は思いました。ただ、見返したりすると、そこが炭治郎の必死さや悔しさ、性格を上手く表現している部分だったのかなーと思えるようにも。あと、炭治郎・ぜんいつ・いのすけ達のノリについていけないこともしばしば。無惨さまの言動もなかなかぶっ飛んでましたね。まさにブラック会社の社長って感じでした。

このように、映像や音楽は最高で、ストーリーは普通、的な評価です。ただ、他の柱達や上弦の鬼達、ヒノカミカグラ、禰豆子や無惨さまの秘密、など気になる要素がたくさんで先が楽しみな作品でもあります。原作を買う予定は今のところありませんが、アニメの続編は出てほしいと思っています。

一番好きなキャラは、2期で登場した兄妹の鬼達です。キャラの掘り下げがもっと欲しいです(続編や原作ではあるのかな?)。あまり鬼滅隊に好きなキャラはいませんでした。一番好きなシーンは、2期の兄妹鬼との戦闘全般・そして兄妹の回想シーンです。

 

皆さんが好きなキャラやシーンはありますでしょうか?もしよろしければ教えていただきたいです。(語り合いたい)

読んでいただきありがとうございました。