食戟のソーマ

こんにちは。南山形です。_(._.)_

今回のアニメは「食戟のソーマ」です。

個人的な評価としては、5点中の5点です。(作品に満足できれば、だいたい満点)

 

食戟のソーマは、5期まで放送されている作品で、80話以上もある長編作品です。原作は、週刊少年ジャンプ にて2012年から2019年まで連載されていました。ジャンルは、グルメ・料理バトルでしょうか。これまた、個人的に非常に好みの作品です。もちろん原作も全巻買っちゃいました。また料理に関して興味を持ち、実際にやってみるようになったきっかけの作品です。

下町の定食屋の息子である幸平創真が、めちゃくちゃ格式の高い名門の料理学校・「遠月学園」に編入して料理を極めていく話です。周りの生徒達の多くは、料理界のエリートで、先生も美食を極めんとする人たちばかり。学園の卒業率は非常に低く、失格で即退学という試験も多々あり。そんな中、定食屋の息子である創真がどのように乗り越えていくのか。ストーリーも作画も音楽も、すべてがアニメとしてハイクオリティーであり、何より料理がとてつもなく美味しそうに描かれていて最高です。飯テロ注意で、深夜には観ない方がいいかも(笑)。あと、美味しさの表現で、女性の人たちのお肌家がよくあるので、少年ジャンプといえど小学生には早いかもですね。けれど、多くの人にぜひ観てほしい作品です。

 

<以降、感想ネタバレあり>

食戟のソーマ」は、原作も好きということで個人的にドストライクなアニメでした。1期の最初から5期の最後まで非常に楽しみながら視聴することができました。今まで観てきたアニメの中でも、かなり高順位のアニメです。しかし、私が見聞きする限り、意外にも否定的な感想を抱く人が少なからずいる印象です。

まず、このアニメの魅力、個人的に良かったと思うところを挙げていきます。

第一に作画の綺麗さです。これは、キャラや背景、食材や料理と、すべての作画・表現が、原作の作風や世界観をとらえていて、最高でした。キャラ達は非常に魅力的に描かれ、調理の動きも滑らか、料理の湯気といった細かいところにも力を抜かない丁寧さがあったと思います。この作画レベルを、この長編作品で保ち続けてくれたことに感謝しています。

次に魅力的なキャラ達、とくに女性キャラたちの可愛さが尋常じゃなかったです。この作品は、恋愛要素はあまり強く描かれないのですが、ただでさえ美形なキャラばかりなのに、「おはだけ」やハイクオリティな作画のおかげで、どうしても惹かれてしまう感じでした。もちろん、主人公を含めた男性キャラ達も、勝負にかける熱い思いなどが描かれ、魅力的なキャラばかりでした。

次に登場する数々の料理です。作画が綺麗で美味しそうに描かれているのはもちろん、調理の際の工夫の説明、油で揚げる時の音、など美味しく見せる要素が満載。料理の表現に関しては、観て味を想像するだけでお腹が空いてしまい、完璧と言わざるを得ないです。ちなみに、私はどうしても美味しそうで食べてみたくなったので、なんちゃってローストポークシャリアピンステーキ丼の調理に挑戦してしまいました。

最後に、ストーリーです。特に薊総帥率いる十傑との連帯食戟のところは、最終決戦!みたいな感じで好きです。そして胸圧で興奮する展開もたくさんありました。創真が卒業生の四宮さんに食戟を挑むシーン・十傑の初登場・タクミ対叡山先輩の勝負でタクミが作った「二つの月が輝くピザ」・えりなが創真の料理から着想を得て調理するシーン・BLUEでの創真対才波朝陽、など挙げたらきりがないです。また、それぞれの料理人たちのバックグラウンドなども料理に懸ける思いが伝わってきて良かったです。丁度良くぶっ飛んだ感じの設定も良かったです。「おはだけ」「食戟の設定」「神の舌」とか、これぞ王道のバトル漫画って感じでした。

このように、私の中では評価がかなり高いのですが、他の人の評価を見てみると、否定的なものも一部ありました。そのほとんどが、「5期はつまらない・いらなかった」などの内容です。たしかに、才刃朝陽という、よくわからない敵キャラが出てきたと思えば、えりなっちを嫁にするだのなんだの、さらにはノワールも出てきて若干忙しい内容だったかもしれません。さらに才刃朝陽は敵の料理人の調理法を”奪う”みたいな少しぶっ飛んだ設定だし、調理道具が”武器”みたいに扱われてましたよね(笑)。十傑第一席まで登りつめた創真が一回負けるのは、たしかに残念で不満を覚えたシーンでした。ということで、5期に否定的な意見を持つ人がいるのも納得はできました。作風に合う合わないもあれば、感想は人それぞれだってことですね。ただ個人的には、その分、胸圧な展開も多く用意されていて、えりなの母のことなど、薙切家の過去について知れて、総じて面白いと感じました。

私が強いて挙げる不満点は、もう少し恋愛面があって欲しかったのと、極星寮のみんなや他の生徒達の料理シーンをもっと見たかったこと、BLUE後の後日談などがもっと見たかった、といったところでしょうか。ただこれらも、この作品が好きだからもっと見たかったということですね。

好きなキャラは、タクミ・アルディーニ・薙切えりな です。

好きなシーンは、四宮先輩のところのスタジエール・薙切えりなVS茜ヶ久保 です。

 

皆さんが好きなキャラやシーンはありますでしょうか?もしよろしければ教えていただきたいです。(語り合いたい)

原作も非常に面白いので、アニメで面白いと思った人はぜひ買ってみてください。

読んでいただきありがとうございました。